プランニングの
ポイント
住宅新築の場合、建物が先行してエクステリア工事の計画が遅れがちな場合が多く見受けられます。
住まいの計画は、建物だけでなく敷地全体を含めたトータル的なプランニングが必要です。
リフォームの場合も同じです。既存の住宅に合わせたデザインや、
家族の生活の変化に合わせたプランニングが必要です。
エクステリアは同じものが二つと無いオリジナル空間です。
モデルハウスの様な決まったプランも無く、一から造り上げていくものです。
失敗しないプランニングのために、幾つかの必要なポイントをまとめてみました。
ファサード(スタイル)
オープン・セミオープン・クローズドの基本スタイルを決めましょう。
また、建物にあった素材を選ぶ事で、住まい全体のイメージができあがります。
自分の個性と街並みとのバランスも大切なポイントとなります。
門まわり
住まいの顔となり、家族の個性を魅力的に感じさせるところです。
植栽スペース等を設けて、ゆとりの景観を作るのも良いでしょう。
しかし、デザイン性ばかりを重視しすぎて、機能性や強度に欠けることの無いよう注意が必要です。
アプローチ
お客様を玄関へ導くための空間で、多種多様なデザインやパターンがあります。
しかし、歩きやすいことが第一条件です。
段差は緩めに、床は滑りにくく、雨水が排水しやすいなどの考慮もしながら、
個性的で、お客様の心を和ませるようなデザインにしましょう。
カースペース
単に車の台数分のスペースだけではなく、出入りがし易いよう、敷地をうまく生かして設ける必要があります。
エクステリアの中でも、かなりの面積を要するカースペースは、コンクリート面をキャンバスのように利用して、
レンガ・スリット(化粧砂利・芝・龍のひげ)・石貼りなど、個性的なデザインが表現できます。
最近では、お客様から「カーポートを取付けたい」というご要望が多く、需要が多くなってきております。
植栽
アウトドアリビング
リビングから続く庭へと・・・。
すまい・人・庭が一体となり、より快適な空間が演出できます。
テラス・サンルーム・ウッドデッキなど、工夫をこらせばもうひとつのリビングが広がり、
大切な家族の憩いの場となるはずです。
室内とは違う、自然と調和した優しい空間が実現できます。